地下鉄日比谷線三ノ輪駅の北，徒歩5分。慶長13年（1608年）心翁永伝禅師大和尚を開山として湯島で創建され、その後浅草に移転し、寛文元年（1661年）に現在地に移転したと伝えられる。 その移転の際に、真正寺門前町も同時につくられたと言われる。東西20間3尺、南北24間2尺（約1600㎡）ほどの広さで、荒川区のただ一つの門前町であった。町奉行支配地であり、寛延2年（1749年）類焼した後、家作と畑地に分けられた。 明治2年（1869年）、地名を下谷真正寺町と改め、同12年（1879年）に下谷通新町に合併したと伝えられている。
