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碩運寺(寺の湯跡)

 都電荒川線宮ノ前停留場の西、徒歩1分。寺の歴史は明らかではないが、慶長元年(1596年)榮傳和尚を開山、近江の豪商千田庄兵衛を開基として創建したと伝えられる。初めは南本所の石原町(現在の墨田区石原)にあり、明治中期以降に現在地に移転した。
  大正2年(1913年)、飛鳥山と三ノ輪間に王子電気軌道(現在の都電荒川線)が開通し、当時の住職が井戸を掘ったところラジウムを含む鉱泉であることが判明して、翌3年(1914年)、寺内に温泉「寺の湯(のちの不老閣)」を開業した。
  当時は温泉街もでき、「尾久三業地」としてにぎわったと言われる。現在その頃の面影はないが、寺は「寺の湯跡」として知られており、建物からは寺というよりも温泉宿を思い描くことができる。

Address 東京都荒川区西尾久2-25-21
Phone 03-3894-6025
URL http://www.sekiunji.or.jp/
Access 都電荒川線宮ノ前停留場から徒歩1分
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