都電荒川線荒川2丁目停留場の北西、徒歩1分。記録文学、歴史文学などで数々の文学賞を受賞した吉村昭の功績とその作品世界を紹介する施設として平成29年(2017年)「ゆいの森あらかわ」内にオープンした。 吉村昭は荒川区東日暮里に生まれ、空襲で家が焼失するまでの18年間を荒川区で過ごし。平成18年(2006年)に他界した。文学館はそののちに遺族から自筆原稿や資料の寄託された荒川区が開設したもので、ゆいの森あらかわの2階と3階にある。 3階の常設展示室のエントランスには吉村昭の全著書の表示画像がずらりと展示されており、館内では直筆原稿や日記が展示されているほか、一角には吉村氏の書斎が再現されている。