JR日暮里駅の西、徒歩5分。台東区と荒川区の境界にある通りを西に進むと、通りは車が通れない石段となる。この石段の名称が「夕やけだんだん」で、この石段を下ると谷中銀座に至る。 何とも愛らしいこのネーミングは雑誌『谷中・根津・千駄木』の創刊者として知られる森まゆみさんによるもの。何の変てつもない石段だが、下町情緒が漂う谷根千(谷中・根津・千駄木)の人気が高まるにつれ、ビル街に沈む太陽の美しい夕焼けが見られるスポットとして、一躍有名になった。休日には大勢の人が訪れてにぎわう。