JR南千住駅の北西、徒歩8分。荒川区の歴史や文化を学ぶ場として平成10年(1998年)に開館した。建物内には荒川ふるさと文化館のほかに南千住図書館が併設されている。 荒川ふるさと文化館は1階にあり、常設展示室・企画展示室・郷土学習室などで構成されている。常設展示室では古代から現代までの荒川区の歴史を概観することができる。 興味深いのは昭和40年頃の町が再現されているコーナーで、薄暗い路地に街灯がともり、明かりのともった家の茶の間には夕食が準備されていて、玄関に立つと「おかえりなさーい」と少女の声が聞こえてきたりする。 企画展示室では千住大橋に関する資料が充実している。