JR西日暮里駅の西,徒歩3分。創建の時代は明らかではないが,宝暦年間(1751〜64)に下総佐倉藩主堀田正亮が再興したと伝えられる。 寺の周辺は,江戸時代中ごろには自然に恵まれた「ひぐらしの里」と呼ばれ,文人墨客に好まれたといわれる。安藤広重の『江戸百景』にも描かれ,「花見寺」とも呼ばれた。山門のそばに花見寺の碑がある。 また,境内には文化6年(1809年)に建てられた滝沢馬琴の筆塚と硯塚がある。