JR田端駅の西、徒歩10分。もとは小田原にあり、文禄元年(1592年)大久保彦左衛門の長兄である大久保相模守忠世が大久保一族の菩提を弔うため創建したのに始まる。 大久保家と大久保家にゆかりの深い伊勢亀山藩石川家の菩提寺であり、墓地には忠世の長子大久保忠隣の墓がある。忠隣は二代将軍秀忠の老中となったが、政争に敗れて失脚した。 寺は寛永7年(1630年)江戸下谷に移転し、その後明治36年(1903年)現在地に移転した。本堂裏には日蓮聖人腰掛け岩がある。