JR王子駅の西,徒歩7分。弘治年間(1555-1558),僧学仙房が開創し,本尊阿弥陀如来像は行基の作と伝えられる。 珍しい形の中国風の鐘楼門は明治35年(1902年)の建造で,参道には聖観音像や六地蔵が並んでいる。正受院は一般に「赤ちゃん寺」として知られており,嬰児や水子のための納骨堂である慈眼堂がある。また,境内には江戸時代に北方を探検した近藤重蔵の甲冑姿石像がある。