JR王子駅の北西,徒歩3分。元享年間(1321〜24)に豊島氏が紀州熊野権現を勧請して若一王子宮を祭って創建したといわれ,王子の地名の由来となった。江戸時代には徳川将軍の祈願所であった。 境内のイチョウは都の天然記念物に指定されている。また,境内には理美容業関係の人たちから信仰される蝉丸を祭る関神社がある。