JR王子駅の北西,徒歩10分。江戸時代に王子村の名主であった畑野家が湧水を利用して屋敷内に滝を造り,茶を栽培して一般の人にも避暑などに利用できるようにしたのがはじまり。 現在は北区立の公園で昭和35年(1960年)に開園した。園内は深山の渓谷のような趣で,落差8mの男滝をはじめ,女滝,独鈷の滝,湧玉の滝の4つの滝があり,澄んだ渓流が清涼感を感じさせる。流れの両側は木々が茂り,野鳥も多く,新緑に始まり紅葉に終わる自然の移ろいを味わうことができる。