JR駒込駅の北西、徒歩10分。時期は明らかではないが、御神体裏面の刻印で延宝2年(1674年)とあることから、江戸時代初期の創建と考えられている。拝殿には伊藤博文の揮毫による扁額がある。 神社の規模は大きくはないが、関東大震災や戦災でも焼けることなく、「火防の神」として信仰を集めてきた。 神社とその周辺一帯はかつては染井村として園芸の盛んな地域であった。現在もソメイヨシノ発祥の地として桜の名所であり、シーズンには散策を楽しむ人が多い。