JR駒込駅の西、徒歩1分。本郷通りを渡ってすぐのところにあり、こぢんまりした境内に古びた社殿がある。創建は天明3年(1783年)で、祭神は大国主命。明治12年(1879年)、細川潤次郎男爵の助力によって神社となった。 江戸時代に徳川家斉が鷹狩りの帰りに立ち寄り、その後11代将軍になったことから、出世大黒(大国)とも呼ばれて甲子の祭日には参詣者が多い。この日には縁起物の木彫りの大黒天像を授けてくれ、参拝者に人気がある。 小さな神社なので駅前にありながら目立たないが、春には桜の古木が美しい花を咲かせる。