都営地下鉄三田線西巣鴨駅の東、徒歩5分。寺が集積する西巣鴨の寺町の一角にある。天長年間(824〜33年)、慈覚大師円仁が上野山内に創建したと伝えられる古刹。明治45年(1912年)に台東区から現在地に移転した。 本堂には江戸三大閻魔像のひとつで、豊島区の有形文化財に登録されている閻魔王座像が鎮座していて、古くから「おえんまさまの寺」として信仰を集めてきた。墓地には江戸時代の陶芸家・絵師として名を残した尾形乾山の墓と碑ほか文化財が多い。