JR荻窪駅の北東、徒歩12分。荻窪の繁華街をはずれた住宅街の中にある。創建年代は一説では神護景雲2年(768年)、東海道巡察使が武蔵国に来た時に氏神を勧請したと伝えられる。また一説では元弘3年(1333年)新田義貞が鎌倉へ軍を進める途中、この地に陣をしいて社殿を創設したとも伝えられる。 古くから旧天沼村の鎮守として信仰を集め、明治時代になってそれまでの名称の十二社権現から現在名に改称した。境内にはかつては新田義貞手植えの杉といわれる巨樹があったが枯れてしまって、現在はその大きな切り株が保存されている。