地下鉄東高円寺駅の南西、徒歩10分。環七通りに面している。天正元年(1573年)、相模小田原城下の郷士報新宗延が小田原で開創したと伝えられ、天正19年(1591年)に江戸の下谷車坂に移転してから大いに栄えたといわれる。大正8年(1919年)、区画整理のため現在地に移転した。 本尊の日蓮像は、江戸十祖師のひとつである「読経の祖師」として親しまれたもの。本堂脇には観音菩薩像が立ち、ほかに大正天皇の御産殿を移築した客殿がある。