JR阿佐ヶ谷駅の北、徒歩2分。不動明王を本尊とする寺。創建は永享元年(1424年)、宝仙寺がこの地から中野へ移転した後、その子寺として残されたと伝えられている。明治時代から大正時代にかけて旧杉並村の村役場はこの寺の本堂に置かれていた。 現在の本堂は昭和10年(1935年)に再建されたもので、都道建設のために昭和48年(1973年)現在地に移築された。山門は堂々とした構えを見せている。中杉通りの反対側にはこの寺の観音堂があり、杉並区の有形文化財に指定されている木造聖観世音菩薩立像が安置されている。