荻窪八幡神社
JR荻窪駅の北西、徒歩20分。青梅街道沿いにある。
寛平年間(889〜897年)に、応神天皇を祭神として建立されたと伝えられる古社。源頼義が奥州の安倍貞任征伐の途中戦勝を祈願したといわれる。また、文明9年(1477年)には太田道灌が上杉定正の命を受けて石神井城主豊島泰経を攻める際に武運を祈願したといわれ、この時植えた槇の木が、現在でも神木「道灌槇」として保護されている。
境内には石を丸くくりぬいためずらしい形の祓門があり、神門をくぐると回廊の正面に本殿がある。道灌槇はこの回廊の中の一角にそびえている。
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