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JR原宿駅の北、徒歩7分。明治神宮苑内の東端にある。明治時代初期に明治天皇第二皇子建宮敬仁親王の御殿として建てられた建物。 明治14年に昭憲皇太后のご生家である一條家に下賜され、その後国の所有となったが、昭和34年(1959年)に明治神宮が譲り受けた。はじめは明治記念館に移築されたが、その後昭和53年(1978年)に現在地に移築された。 建物は木造平屋建ての書院造りで、ガラス障子の縁側と廊下を巡らせている。さらに、もと一條家にあった茶室、華山亭が付属している。 東京都の歴史的建造物に選定されており、主に明治神宮で挙式したあとの披露宴の会場として利用されている。建物の南側にある和風庭園が美しい。