京王井の頭線久我山駅の南、徒歩20分。烏山寺町の中の一軒。慶長19年（1614年）忠禅院日延を開山、覚隆院日諦を開基として芝白金で創建された。 開山の忠禅院日延は文禄元年(1592年)の文禄の役の際に捕虜になった朝鮮王子の臨海君の二人の子の一人で、加藤清正が我が国に迎えて育てた。姉は庭瀬藩主戸川肥後守の側室となった。その縁で境内には庭瀬藩主戸川家代々の墓所がある。 昭和2年（1927年）の関東大震災後の区画整理により、現在地へ移転した。本尊の日蓮大菩薩は、雨乞い（女乞い）の祖師として知られ、農家の人や女人に信仰されてきた。また、本堂内には子育鬼子母神像、大黒尊天像、清正公像などを安置している。 →からすやま寺町案内 http://www.tera-machi.com/tera/
