京浜急行大鳥居駅の南、徒歩8分。鎌倉時代、小田原城主北条氏がこの地を治めていた頃、領主の行方与次郎が牛頭天王社を祭ったことに始まると伝えられる古社。江戸時代には幕府から崇敬され、この地の鎮守として地域の信仰を集めた。 明治の神仏分離令によって自性院境内にあった牛頭天王社が八雲神社として独立し、明治40年（1907年）に現在名に改称した。現在の社殿は昭和63年（1988年）に竣工し、平成18年（2006年）に塗り替え工事が行われた。羽田の氏神として航空会社の参詣も多い。 拝殿の横には江戸時代に盛んであった富士講にちなむ富士塚があり、大田区では唯一のものとして区の文化財に指定されている。
