東急多摩川線矢口渡駅の西、徒歩5分。住宅街の中に静かなたたずまいを見せる。 創建の時期などは明らかではないが、新田義興にまつわる伝説の中で『太平記』の記述にある怨霊の雷火で焼けた辻堂の跡に建っているという言い伝えがある。境内には火難を免れた弘化3年（1846年）造立の石造延命地蔵がある。 また、民俗学的に注目される「双盤念仏会」が引き継がれて現在でも行われている。
