東急東横線多摩川駅の南、徒歩2分。多摩川に面した高台にある。鎌倉時代の文治年間(1185〜1190)の創建と伝えられる古社。 浅間信仰の団体である「富士講」があったことで知られる。境内には、富士講中興の祖とされる食行身禄の石碑があり、碑文は勝海舟の直筆。旧下沼部村の鎮守として古くから信仰を集めてきた。 現在も安産・家庭円満・火難除けなどの神として参拝に訪れる人が多い。境内からの眺望は素晴らしく、晴れた日には多摩川をはじめ、遠くに丹沢山地や富士山を一望することができる。