東急東横線田園調布駅下車。駅の西側には小さな駅前広場を中心にイチョウの並木が放射状に伸びて美しい街並みを造っており、高級住宅地として全国的に有名。 大正7年(1918年)、渋沢栄一らが中心になって、欧米の田園都市にならって街を開発した際に、街全体をひとつの公園のようにしようと計画された。道路との境界には塀などは設けずに花壇か低い生け垣にすることを申し合わせ、現在のような姿になった。 西側に面したかわいいヨーロッパ風の旧駅舎は東横線複々線化工事などのため一時解体されたが、平成12年(2000年)に復元された。