京浜急行雑色駅の西,徒歩約15分。和銅2年(709年)行基の創建と伝えられる大田区では最も古い寺。藤原期の作と言われる阿弥陀・薬師・釈迦・の三尊座像や江戸時代に作られた弘法大師座像を安置している。 寺の入り口の脇には、「右薬師如来江之道」と刻まれた道標が立っている。江戸時代の延宝9年(1674)に東海道筋の雑色から多摩川道に入る追分に建てられたもので,後に区画整理のため安養寺の門前に移されたものである。