JR大森駅の北西,徒歩約12分。日本で最初の総合雑誌「国民の友」を創刊し,ジャーナリズムの先駆者と言われる徳富蘇峰の屋敷と旧邸を保存する記念館。 蘇峰は大正13年(1924年)にこの地に居を構え,「山王草堂」と名づけて昭和18年(1943年)まで著作活動を続けた。昭和61年(1986年)以降,大田区が蘇峰公園として整備するとともに山王草堂の保存と公開を目的として山王草堂記念館を建てたもので,旧邸の玄関の部分や蘇峰の書斎が復元されているほか、蘇峰の遺品や坪内逍遥や与謝野晶子などからの書簡などを展示している。 敷地は蘇峰公園として整備されており、園内には徳富蘇峰の銅像がある。