JR品川駅の南,徒歩15分。原邦造氏の私邸として建てられたものを,昭和54年(1979年)に美術館として開館した。 1950年代以降の内外の現代美術作品を収集したコレクションは異色の存在であり,この美術館の個性を際だたせている。ジャスパー・ジョーンズ,リキテンシュタイン,ジャクソン・ポロック,リー・ユーファン,横尾忠則,アンディ・ウォーホルら現代美術を代表する人たちの作品を収蔵し,いろいろな企画展が開催される。 玄関を入ると,曲線を描く廊下に作品が展示されるほか,展示室は6室からなっている。手入れの行き届いた芝生や併設されているカフェも気持ちがいい。