都営地下鉄新宿線大島駅の南、徒歩20分。記念館という名称ではあるが、独立した建物ではなく、江東区砂町文化センターの2階の一角にあり、平成2年(1990年)にオープンした。 石田波郷は昭和を代表する俳人の一人。水原秋桜子に師事し、「馬酔木」に拠ったのち、「鶴」を創刊・主宰した。昭和21年(1946年)から約12年間、この北砂の地に住んで、当時の江東区の様子を数々の俳句に詠んだ。 館内はそれほどの広さはないが、波郷の生涯や作品に関する資料を展示している。