宜雲寺(一蝶寺)
地下鉄半蔵門線清澄白河駅の東、徒歩2分。清洲橋通りに面している。
寛文6年(1666年)、恵然禅師が深川元町神明社の社地の一部を借りて宜雲庵を創建したのに始まるといわれる。その後、元禄6年(1694年)に現在地に移転した。江戸時代中期の有名な絵師である英一蝶が寄寓して堂宇に画を描いたことから、一蝶寺とも呼ばれている。
関東大震災と昭和20年(1945年)の大空襲でかなりの被害を被ったが、戦後再建されて復興した。堂々とした本堂が建ち、手入れの行き届いた庭園が美しい。
境内には震災供養塔や大震災殃死者紀念碑が建っている。
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