富岡八幡宮
地下鉄門前仲町駅の東,徒歩3分。寛永4年(1627年),菅原道真の孫といわれる僧長盛の創建と伝えられる。
江戸時代には徳川将軍家の手厚い保護を受け、深川の八幡様と親しまれて信仰を集めた。現在でも参詣者が多く,とくに毎月1日、15日、28日の月次祭は縁日としてにぎわいを見せる。
深川八幡祭りと呼ばれる例祭が8月15日を中心に行われ,50基以上の大神輿が練りだし,赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに江戸三大祭りの一つに数えられている。
また、富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地であり、貞享元年(1684年)から約100年にわたって、境内で春と秋に本場所が執り行われたと言われる。そのため境内には歴代横綱の名前を刻んだ横綱力士碑や大関力士碑、巨人力士身長碑、力比べを記念した力持碑など相撲に関連する石碑がある。さらに伊能忠敬像など数々の石碑があり、江戸時代の深川の民俗資料を展示する資料館がある。
また、毎月第1、2、4日曜日には夜明けから骨董市が立つ。出店数も多く、骨董好きの人々の人気を集めている(問い合わせ:0276-38-3417)。
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