都営地下鉄浅草線本所吾妻橋駅の西、徒歩8分。清眼院日有上人を開山として元亀2年(1571年)に創建されたと伝えられる。しかし、天正3年(1575年)とする説や、天正13年(1585年)とする説など、諸説がある。明治5年(1872年)には、寺内に寺子屋(後の明徳小学校)が開設された。 寺で保存している祖師(日蓮)像は、日朗が首を、日法が胴体を造ったと言われている。元は谷中感応寺(現在の天王寺)にあったものだが、当時の感応寺は不受不施派に属していたことから、幕府の弾圧に遭って天台宗の寺となったため、この寺に移したと言われている。