都営地下鉄浅草線本所吾妻橋駅の南西、徒歩4分。寛永3年(1626年)黙宗和尚が法光明幢禅師を開山として創建したとされる。はじめは定林院と号していたが。延享2年(1745年)に芭蕉山桃青寺と改称した。 江戸時代には芭蕉が数年にわたって寄宿し、寺内に芭蕉堂があって「芭蕉わらじ脱ぎの寺」とも呼ばれたりした。芭蕉との縁が深く、山号は松尾芭蕉に、寺号は松尾芭蕉の俳号「桃青」にちなんでいる。 境内には、俳壇の革新に尽力した俳人長谷川馬光の墓がある。 *芭蕉堂はいまはない。