東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅の西、徒歩6分。墨堤通りに沿って建ち並ぶ13階建ての都営アパートやマンション群と隅田川の間にあり、南北に細長く広がる都立公園。大地震や大規模火災に備える江東デルタ地区の防災拠点として昭和61年(1986年)に開園した。 約10万平方メートルの園内は中央部に小野球場があるものの、園全体に火に強い常緑樹を植えたり、広場には防災のシンボルの「まとい」の彫刻を配するなど、他の公園とはやや趣を異にしているのが特徴的。 高層の建物群は屋上には広場散水用放水銃を設置し、各棟の間には防災シャッターを設けるなど、災害時に備えている。 定期的に開かれるフリーマーケットは人気がある。また、公園に隣接して木母寺と隅田川神社がある。