熱田神社
東武伊勢崎線浅草駅の北東、徒歩16分。境内は広くはないが、古い歴史がある。
元亀2年(1571年)の創建と伝えられ、元々は元鳥越(現在の鳥越2丁目)にあって、鳥越神社の側に第六天榊神社とともに鎮座していた。正保年間(1644年〜1648年)に幕府の御用地として収用されることになったため、元鳥越の住民も一緒に現在地に移転し、この地は新鳥越と呼ばれた。
関東大震災で社殿を焼失。その後鉄筋コンクリート造の本堂を再建し、東京大空襲では、本殿以外は焼失した。現幣殿・拝殿は昭和40年(1965年)の造営。尚武、除災を御神徳として尊崇されている。
神社では大太刀「陰陽丸」を所蔵しており、これは台東区有形文化財に登録されている。
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