JR常磐線南千住駅の南東、徒歩16分。元和9年(1623年)、僧栄良を開山として武蔵国埼玉郡八条領之内桁村(現在の埼玉県八潮市垳)に創建されたと伝えられる。その後、正保5年(1648)に現在地に移転した。 延宝8年(1680年)、京橋越前屋に依頼し、地蔵尊の献灯用の小さな蝋燭を作らせた。仏前に灯す小さな蝋燭を「仰願寺蝋燭」というのは、これが起源とされている。本尊の銅造阿弥陀如来坐像は台東区有形文化財に登録されている。 仰願寺幼稚園を併設していて、子どもたちのにぎやかな声が響いている。