慈海僧正墓

　JR鶯谷駅の西，徒歩7分。寛永寺の境内にある。慈海僧正は、寛永寺の門主・輪王寺宮の名代を務めた東叡山凌雲院の第4代学頭。東叡山護国院、目黒不動、比叡山西塔宝園院、川越仙波の喜多院を経て東叡山凌雲院に入った。寛永元年（1624年）に目黒で生まれ、70歳で没した。没後、公弁法親王の奏請によって大僧正の位が贈られた。
　墓は、当初凌雲院境内墓地にあったが、昭和33年（1958年）東京文化会館の建設のため寛永寺の現在地に移された。
　墓石の正面中央に聖観世音菩薩の像が彫られおり、墓石の右側には「当山学頭第四世贈大僧正慈海」左側に「山門西塔執行宝園院住持仙波喜多院第三世」、背面に「元禄六年癸酉二月十六日寂」と刻まれている。
　 都の旧跡に指定されている。

Address	東京都台東区上野桜木1-14-11寛永寺
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Access	JR鶯谷駅から徒歩７分
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