地下鉄銀座線稲荷町駅の東、徒歩3分。元和元年(1615年)、学蓮社善誉万応を開山として創建された。元々は蔵前にあって「新光明寺」という名称であった。鎌倉光明寺の隠居寺だったとも言われる。 後に現在地に移転し、大正15年(1926年)、「西光寺」を吸収合併して、現在名の「光明寺」に改称した。 西光寺は、箕輪新町(現台東区東上野)にあった寺で、慶安元年(1648年)誓蓮社重誉を開山として創建され、知恩院の末寺であった。 本堂の左奥には多くの石仏が並んでいて印象に残る。 寺では木造阿弥陀如来坐像を安置しており、この像は台東区有形文化財に登録されている。