地下鉄日比谷線入谷駅の南東、徒歩5分。明治3年(1870年)、前年暮れの大火の鎮護の祈願所として、「鎮火社」という名称で現在の秋葉原駅があるところに創建された。 後に鉄道駅が設置されることになり、明治21年(1888年)現在地に移転。その後昭和5年(1930年)に現在名の秋葉神社と改称した。 創建当時は神仏混淆の秋葉大権現(秋葉山)が「火防(ひぶせ)の神」として広く人々の信仰を集めていたが、この鎮火社は秋葉大権現を奉斎した神社ではない。「鎮火」という文字から人々の誤解によって当時「秋葉様」または「秋葉さん」と呼ばれ、社域を「秋葉の原」「秋葉っ原」と称したと言われる。