地下鉄銀座線田原町駅の北西、徒歩6分。釈正安法師が開基となり、元和4年(1618年)下谷に創建され、元禄11年(1698年)に現在地へ移転したと伝えられる(鎌倉時代初期に武蔵国豊島郡荒木村に玄海によって創建されたという説もある)。 江戸時代には、江戸城の紅葉山御殿の門を拝領して寺の門にするなど、寺運は興隆したが、明治時代になると、寺は武家が檀家だったこともあり、寺運は衰微したと言われる。 墓地には、江戸時代中期の医師で本草学者の田村藍水の墓がある。