地下鉄銀座線稲荷町駅の北東、徒歩5分。創建年代は明らかではないが、聖実清公上人が創建したと伝えられている。享徳2年(1453年)に加誉上人良祐和尚が浄土宗寺院として中興した。その後数度の移転を経て、明暦3年の大火後に現在地に移転した。 境内には玉川上水を開削した玉川兄弟(玉川庄右衛門および清右衛門)の墓と玉川氏兄弟墓碣復興記念碑がある。玉川上水は承応2年(1653年)に着工され、承応3年(1654年)に羽村から四谷大木戸に至る43kmの導水部が完成し、その後給水地域は逐次拡大された。 墓は東京都の旧跡に指定されている。