地下鉄銀座線田原町駅の北西、徒歩3分。出雲坊円壽院を開山として延徳4年(1492年)三河国(現在の愛知県)で創建された。後に檀家の本多正信に請われて、5世圓乗が天正19年(1591年)神田へ移転した。さらに明暦3年(1657年)の明暦の大火の後、現在地に移転したと言われている。 寺は鉄筋コンクリート造4階建てのビル。 墓地には、江戸時代中期に田沼意知に対して刃傷に及んだ佐野善左衛門政言の墓や江戸中期の画家宋紫石の墓がある。 また、寺では国の重要文化財に指定されている絹本着色本多正信像・同夫人像各1幅と都の有形文化財の木像阿弥陀如来立像を保存している。