地下鉄銀座線田原町駅の南、徒歩1分。天正19年(1591年)、江戸城西の丸があった紅葉山に東光院日先を開山として創建された。正保年間(1645〜1648年)に、江戸城修築のため八丁堀に移転、明暦3年(1657年)の振袖火事で堂宇を焼失し、高原平兵衛屋敷(通称拝領町屋敷)跡の現在地に移転した。 境内には熊谷稲荷のほか、はなし塚、吉見稲荷、お伽丸柳一碑、筆塚、山谷なかま塚などいろいろなものがある。 熊谷稲荷は財と福をもたらすとされる白狐を祀った神社。はなし塚は、戦時中に時局に合わないという理由から禁演となった落語53種を収めた塚で、お寺の外壁には、多くの落語家の名前が刻まれている。