都営地下鉄浅草線蔵前駅の南,徒歩5分。景行天皇の40年(110年)頃、日本武尊が東夷征伐の際に創祀したと伝えられるが、諸説がある。 都内でも最も古い歴史がある神社の一つで、神仏習合の時代には第六天魔王を祀っていたことから「第六天神宮」とか「第六天社」と呼ばれてきた。明治時代の神仏分離令により、明治6年(1873年)に社号を「榊神社」へ改称した。 数度の移転を経て、現在地に移転したのは昭和3年(1928年)。「鳥越三所明神」の一社とされて、地域の人々の信仰を集めてきた。現在の社殿は昭和31年(1956年)の大改修によるもの。境内はそれほど広くはないが、4つの境内社があり、ほかに神楽殿や宝物庫、力石などがある。