JR浅草橋駅の北、徒歩2分。創建年代は明らかではないが、平安時代中期の康平5年(1062年)と伝えられる古社。 源義家が奥州征伐に向かう途中、この地で休憩中に川上から銀杏の枝が流れてきた。その枝を丘の上にさし立てて戦勝を祈願した。奥州平定の後再びこの地に帰り至ったときには銀杏が大きく繁茂していたので、神恩に感謝して八幡宮を勧請したという言い伝えがある。社名はその銀杏にちなんでいる。 現在、境内にある銀杏は、戦後に明治神宮から移植されたと言われる。健康長寿、商売繁盛にご利益があるされ、古くから地域の人々の信仰を集めてきた。