地下鉄日比谷線三ノ輪駅野南、徒歩15分。かつて吉原遊郭に祀られていた五つの稲荷神社と遊郭に隣接する吉原弁財天を合祀した神社で、明治5年(1872年)に創建された。 当初は五つの中のひとつである玄徳稲荷社の旧地にあったが、関東大震災で焼失し、昭和9年(1934年)に現在地へ移転した。昭和20年(1945年)の東京大空襲で社殿を焼失し、昭和43年(1968年)に現在の社殿が再建された。 境内は広くはないが、神社の土地を守る境内社の「お穴さま」や久保田万太郎の句碑がある。 →旧吉原遊郭跡