地下鉄千代田線根津駅の北東、徒歩10分。塚越商事株式会社の創業者である塚越家が自宅及び貸家として昭和13年(1938年)に建てた3軒の住宅を改修した複合施設で、地域コミュニティの中で生かしていくことを目的に平成27年(2015年)にオープンした。 施設の名称にはばくせんとした場所をいう「あたり」という言葉をつけ、このあいまいな言葉に「どこまでも広げていける可能性」の意味を含ませている。 施設は「あたり1」から「あたり3」まで。3棟の建物内には、ビアホールやベーカリー、雑貨店などのショップがあり、随時、路地ではマルシェや手作り市、座敷でのヨガや囲碁教室、交流会などが開催されている。建物の古さとコンセプトの新しさが奇妙にマッチした個性的な施設になっている。