地下鉄千代田線千駄木駅の南東、徒歩7分。三崎坂の通りに面している。江戸時代初期に玉林寺中興開山の風室興春和尚が隠居寺として創建したといわれる玉林寺の末寺。境内は広くはなく、寺門を入るとすぐ本堂がある。 墓所には仮名垣魯文の墓がある。仮名垣魯文は幕末から明治初期にかけて戯作者・新聞記者として活躍した。『西洋道中膝栗毛』『安愚楽鍋』などの作品を発表し、猫好きだったことで有名。 本堂脇には魯文が飼っていた雌雄の山猫を供養する碑「山猫めをと塚」や猫塔記念碑、右手には猫塚碑が建っている。