地下鉄日比谷線入谷駅の北、徒歩6分。日光街道から少し西に入ったところにある。創建は弘安4年(1281年)と伝えられる古社。 由緒は、根岸にある元三島神社と同じで、弘安4年の元寇の役で勇将河野通有が氏神の三島大明神に祈願して勝利したことにちなみ、後に河野一族が日本総鎮守大山積命を武蔵国豊島郡に勧請した際、その分霊を奉って社殿を建立したのに始まると伝えられる。 境内には火除け稲荷があることから別名「火除神社」とも呼ばれてきた。火災や雷よけに御利益があるといわれ、樋口一葉の「たけくらべ」に登場することでも知られる。