地下鉄千代田線根津駅の北、徒歩5分。もともとは寛永7年(1630年)、不忍池のほとりに臨江庵として創建され、寛文7年(1667年)に現在地に移転した。 通りから少し入ったところに山門があり、山門をくぐるとよく手入れされた庭の正面に本堂がある。 通りから入ったすぐ左には蒲生君平の墓があり、国史跡に指定されている。蒲生君平は高山彦三郎や林子平とともに「寛政三奇人」の一人にあげられている。享和元年(1801年)に『三陵志』を著し、これは幕末の尊皇論の先駆をなすものとして知られている。 また、寺には徳田秋声の墓もある。