JR日暮里駅の南西、徒歩6分。寿老人を安置する長安軒を引き継ぎ、寛文9年(1669年)に老山和尚により開創されたと伝えられる。現在の堂宇は8代翠巌和尚により再建されたもの。 寺門を入るとすぐ本堂がある。境内には鎌倉時代と室町時代の板碑が合わせて4基あり、「長安寺板碑」として台東区の有形文化財に指定されている。また、墓地の中ほどには「悲母観音図」「不動明王図」の作者として有名な狩野芳崖の墓があり、台東区の史跡に指定されている。