JR鶯谷駅の周辺一帯をいう。ただし、住居表示では鶯谷という地名はなく、駅の東側が根岸1丁目、西側が上野桜木1丁目となる。江戸時代に京都からウグイスを運んできて放ち、ウグイスの名所となったのが地名の由来とされるが、今はその面影はない。 鶯谷駅は山手線では最も乗降客が少ない駅として知られ、北口から出ると駅の東側になり、線路沿いにラブホテルが密集する特異なエリアが広がる。その先の言問通りを越えると子規庵や書道博物館などの見どころがある。 南口の駅前には商店など何もないが、朝顔市で有名な入谷の鬼子母神が近い。また、南口の西は高台になっていて上野公園や寛永寺に至る。東京国立博物館や東京藝術大学などは上野駅よりも鶯谷駅のほうが近距離にある。
